補綴構造設計士・歯科技工士川島 哲の世界
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歯科技工士になってよかった!!


CONTENTS

PLOFILE  歯科技工士になってよかった!!  Part0(ゼロ):歯科技工の実力
Part1:なぜに川島は積極的に「技術公開」を行うのか?
Part2:福島の女子学生の手記を読んで固まる、歯科技工士を教育する私の役割について
Part3:バリュー(価値)あるものは、存在自信を語らない!!
Part4:ヤングテクニシャンはなぜ積極的にリタイヤするのか? 

Part4:ヤングテクニシャンはなぜ積極的にリタイヤするのか?

脳に一番近い距離にある口腔を”NO”とは言わせない信念が必要だ!!


 第一世代の歯科技工士の多くは世を去ったが、歯科医院の中で歯科技工を行っていた人達だった。それは、言うなれば見習い時代である。
 第二世代となると、歯科医院から出ることで歯科技工所の開業志向が生じてくる。この独立志向には、徒弟制度のある種の”呪縛”からエスケープしたかったのかもしれない。 第一世代、第二世代の歯科技工士は特例歯科技工士も技工士学校卒業の者も、患者さんたちの不安や喜びのさまざまな顔を直接”見える”職業存在であった。
 第三世代の歯科技工士は、多くの歯科医院の院内LABOの閉鎖によって圧倒的多数が歯科技工所に勤務することとなり、仕事も分業化され、細分化し専門的となり、欠損補綴の意味合いに無感情に陥りやすくなる。とりわけ患者さんの顔を見ることもなく過ごすことで、職業意識が希薄化される。
 患者さんからあまり見えない職業存在!!”透明人間”状態である。
 第四世代の歯科技工士は、患者さん自身を想像もしない技工ロボット化しており、就職しても何のために歯科技工を行っているかが、さらにわかりづらくなっている。ましてや、患者さんの喜ぶ顔も想像できないし患者さん自身ともまったく対面しないことで、歯科技工そのものの意味合いが希薄化されて、職業的に無気力化する。だから積極的にリタイヤするのだ。単に労働条件が過酷とか、賃金が安いとかの問題以前に歯科技工士は、患者さんたちの顔の見える”身近”な職業存在としての環境成立が、ヤングテクニシャンを歯科界に歩留まりさせる方策と強く思う。
 最後になりましたが、発表のチャンスをいただき、ZERO publihing の皆様にお礼申し上げます。

    

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