「信じられる!!」 川島 哲

  茶パツの中学生に先生が染め直すように注意したら、お母さんが学校へ怒鳴り込んできた。その親は私が茶パツで、子どもが同じで何が悪いと言い放った。 担任の先生は返す言葉もない。おまけに、美容院からは営業妨害だ!!学校はその分補償しろとの電話。ああ……日本は?。

 今度は、小学校でベースボールチームが結成された。しばらくして子ども達の親が今後の活動で話し合っていた時、ある母親が「ね−ね−今度から内のチームだけ『ロン毛』にしない?」と言い放った。 さすがに周りの親たちは頭を垂れ寡黙になった。くりくり坊主の日焼けした野球少年たちを見て、その子たちよりもその母親のいく末が気になった。

歯科診療室に奥様が入室したら、夫が同室した。子どもでもないのに、世の中変った。おかしなことは他にもたくさんある。TVをひねったらサマワの自衛隊のことが報道されていた。 今は水も作らず、ただひたすらに宿営地に登校拒否みたいに、こもっているだけとのこと。たまに破壊された学校の補修を見に行く位だそうだ。 宿営地内部の取材は拒否された。きっと、11発も迫撃砲を浴びているので塹壕でも掘っているのかも。批判覚悟でお金だけの拠出の方がよほどイラクの役に立つたかもしれない。

 参議院で否決された郵政民営化法案で、なぜ衆議院が解散されるのかがどうしても解せない。2院制の歯止めとしての主旨が崩れている。 金正日総書記による日本人の拉致問題は、人権侵害で国家主権の侵害である。国民の基本的人権すら守れない政権は歯がゆい。横田めぐみさんのお母様からすれば毎日が生きた心地がしないであろう。 北と国交正常化なぞしたくもない。今度の選挙でこの争点が欠落しているのは残念なことである。
北朝鮮の人権侵害を是正できない政権政党に、日本の舵取りは任せられないと思う。すべて要求しません、せめて一つ位は信ずるものがあればと願う。