『時代感覚!!』

「親知らず」の会話になって、自分は抜かれていると話した。
理由は咬頭干渉だった。その時、歯科技工学校卒後まもない研修生(女性)が「親知らず」を大切に、 抜かずに保存していると話した。自分の歯がやむなく抜く羽目になったら、移植するので大切にしているとのことだった。ヤングの時代感覚は様変わりしている。

  そう言えば、親知らずから”幹細胞”との実験は以前から聞いていたが、産業技術総合研究所セルエンジニアリング研究部門(尼崎市)は3月7日、大阪大と協同で親知らずの元になる歯の細胞(歯胚)を使って肝臓、骨などに効率よく変化する”幹細胞”を取り出すことに成功したと、発表した。 この幹細胞を使って傷んだ肝臓や骨が再生することをラットを使った実験で確認しており、矯正などの際に捨てられてきた親知らずの歯胚を使った再生医療に道を開くと期待されるとあった。 今まで骨髄から採取していた幹細胞で骨や心筋細胞などの様々な組織の細胞を作り、実際に治療に応用しているが、 今回の歯胚を用いた方法の方が増殖効果ははるかに高いという。

  いずれにしても、車で言えばセダンはSUVに置き換わるし、ハイブリッドにも進化する。 昨年、広島の友人のプリウスで四国をドライブしたら1日で700キロ走行したにもかかわらずガソリンはまだ残っており、満タンで1千キロは 軽いドイツ人が行う踏み切りや信号待ちのアイドリングストップ(人間ハイブリッド)を私は最近心がけているが、燃費は当然優れている。
昔、背広姿なのだか、スニーカーを履いていた人がいた。私には抵抗があったが、今では自分がそんな時もある。 あの友人は先進的なのだと今頃思う。葬儀で知人が白いスニーカーでいた。どうしたのと聞いたら、ジョギング中に駆けつけたと言う。 納得しかけたが喪服はちゃんと着ていたのだから、違う事情に思えた。その後姿はなぜは寂しそうで、スニーカーだけがことさらにまぶしかった。