「ボスの資質を問う!!」 川島 哲

愛犬のさらなるレベルアップのために、0歳の頃のトレーナーに変えて、別のトレーナーの元で再教育を治めている。そこで「犬に問題が生じるのは、ボス(飼い主)の資質に問題あり」とはっきりイエローカードを出された。 トレーナーにも様々いるが、今回の先生はやはりその道のプロと見た。おかげで数カ月で激変した。
犬の知恵や悪知恵を超えて、こちらの考えが格段に勝らなけれはならず、私自身もレッドカードを出されぬように、ボスたる態度で接している。動物一匹を幸せにするのもボスの相当な忍耐と出費がいる。

日銀のボス、福井総裁が村上ファンドの件で犯罪関与のグレーゾーンに身をおいた。拠出とアドバイザリボード報酬で一体いくら儲けたか国民はぜひ聞きたい。 究極のインサイダー取引である。誰でも間違いは起こすが、今度の事件はしかるべき進退を決するべき事柄である。いずれにしても、世界的に日銀の権威失墜は免れない。
また、この間の社会保険庁の不祥事は目に余るが、ボスが指令しておきながら、末端に責任転嫁するのは許せない。 私の会社は厚生年金であるが、社長の立場からすると支払い義務のモチベーションが大いに低下する。社保庁解体論を歓迎するが、ボスを任命した小泉さんにも(ほんまに)責任とれと申したい。  

サッカーのW杯も始まり、日本は初戦でオーストラリアに3点を取られ、魔の9分間となった。ゴールキーパーの川口がスーパーセーブしていなかったら、パチンコみたいに入れられていた。 世界の壁はたしかに厚いが、後半戦の体力不足が原因していることは間違いない。ボスたるジーコの大黒投入は当然だが、小野投入は今だに解せない。チームワーク不足と若手登用の必要性は否めない。

わが歯科技工界もボスが悪ければ、当然腐敗するが、組織もチームワークとなればたまたま悪意に満ちたボスが誕生しても、遠回りだがチームワークで組織を善玉に変えられる。  今の日本は優秀な逸材は殺されている。もはや遅いかもしれないが、「チームワーク」は資質あるボスに変えれば、その力は倍増するが、悪意に満ちたボスの場合は自浄作用となるはずである。