オバマ大統領 禁煙なるか

ワシントン=本間圭一

オバマ米大統領が、喫煙全面禁止のホワイトハウス入りに伴い、これまで失敗してきた禁煙を今度こそ実行するかに注目が集まっている。
 大統領は昨年12月、NBCテレビのインタビューで、選挙中の”公約”にもかかわらず、たばこをやめていないことを認めた。米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、オバマ氏の喫煙本数は1日10本以内で、やめるためにニコチンガムをかんでいるという。
 たばこ専門誌によると、大統領の喫煙は以前は当たり前だったが、カーター大統領以降たばこを毎日吸う大統領はいなくなった。ヒラリー・クリントン現国務長官が、ファーストレディー時代の1993年に、健康への配慮からホワイトハウスの全館禁煙令を導入した。
 米国では現在、喫煙者は全成人の約2割まで減少し、たばこを吸うと管理職としての資質を問われる場合もある。
 オバマ大統領は、「ホワイトハウスでは(禁煙の)規則が破られることはない」と公言。禁煙運動を進める米レガシー財団(本部・米ワシントン)のジェリア・カートライト副代表は、「人気の高い大統領が禁煙に成功すれば、たばこをやめたい国民への励みになる」と期待を寄せた。

讀賣新聞 2009年1月27日 掲載