通勤路のゴミや缶
毎朝拾う姿に敬意

アルバイト 庄子 哲 39 (千葉県流山市)

私は毎朝同じ時間に自宅を出て、同じ道を通って通勤している。すると、すれ違う顔ぶれも大体決まってくる。中でも50歳代半ばくらいのサラリーマン風の男性には本当に頭が下がる。
 通勤路では200メートルほど続く線路沿いのフェンスに、数メートルおきに空き缶がぶら下げられ、吸い殻入れなどとして利用されている。
 男性は毎朝、道ばたに落ちている吸い殻やゴミを見つけるとかがみ込んでは拾い、空き缶に捨てているのだ。恐らく男性はゴミを拾う時間も計算して、早めに自宅を出ているのだろう。
 ゴミのポイ捨てが後を絶たないのは残念だ。男性がかがみ込まず、ゆっくり駅に向かえる日が一日も早く来ることを願っている。

讀賣新聞 2009年2月17日 掲載