「人の力になれた」
 実感した修学旅行

中学生 荒木 優香 13 (長崎県大村市)

小学6年の時、修学旅行で佐賀県の吉野ヶ里遺跡を見学した。
 自由時間で友達と歩いていたら、車いすに乗ったおじいさんに出会った。あいさつをしてしばらく話をしていたら、おじいさんが涙を流した。理由を聞くと、「君たちと話ができてうれしくなったからだよ。生きる力がわいてきた。本当にありがとう」と言われて。お別れのあいさつをしたら「頑張りなさい」と励ましてくれた。
 修学旅行から帰った後、おじいさんから小学校に電話があった。先生に聞くと、「体が弱っていたが、子供たちと出会い、楽しく過ごせた」とお礼を言ってくれたという。おじいさんの力になれたことがわかり、うれしかった。これからも、ほかの人の力になれるような人間になりたいと思う。

讀賣新聞 2009年3月10日 掲載