連ドラ効果見込む

江戸時代に城下町として栄え、蔵造りの街並みや「時の鐘」など歴史的な建造物が数多く残る。中心地の一番街では、電線の地中化など景観に配慮した街づくりが行われている。川越市を挙げて総合的な観光政策の推進に取り組んでおり、観光客は年間約6000万人。
 今年は地元を舞台にしたNHKの連続ドラマ「つばさ」が始まった影響で、大幅増が見込まれている。
 地元商店主や建築の専門家らがメンバーとなり、蔵造りの街の保存に取り組んでいる「川越蔵の会」初代会長の可児一男さん(72)は、今回の認定について「長年の地道な活動が実った」と喜ぶ。4代目会長の原知之さん(52)は「大人の観賞にたえる街づくりを続け、リピーターを増やしていきたい」と意気込んでいる。

魅力あふれる小江戸

(川越市勝浦学さん 24 学生)

「川越は小江戸の城下町として魅力にあふれ、人々の『歴史や伝統を守っていく』という力強い意志も感じます。川越に越してきたばかりですが、川越が大好きになりました」

(東京都目黒区 山崎輝さん 46 会社員)

「若い頃、普段利用している方向と逆の電車に乗車した、たどり着いたのが川越。初めてなのに、どこか懐かしい感じがしました。適度に近く、適度に田舎の川越は愛すべきエリアです」

讀賣新聞 2009年4月16日 掲載