掃除で公園を憩いの場に

主婦 勝俣 元子 70 (東京都葛飾区)

妹は毎朝、不用になった衣類で公園のベンチをふいている。公園は、妹が30年住んでいるマンションと敷地続きで、妹の子供たちも遊んだところだ。だが、ベンチに土足で乗る人が後を絶たず、いつも汚れていることに心を痛めていたという。そこで、朝の散歩の際に、ふき掃除を始め、周囲のごみも拾うようにしたところ、ベンチを汚す人が減ったそうだ。最近はベンチでお弁当を広げる人や、周りに花を植える人もいて、少しずつ憩いの場になってきていると聞いた。
 少子高齢化が進み、妹が住むマンションでも子供の数が減ったという。「これからは公園を私たちの世代の交流の場にしたい」と、妹は張り切っている。  

讀賣新聞 2009年9月2日 掲載