教育でも重視をく

無職 渡辺 重行 68 (東京都大田区)

私が通っていた中学校では、「気品のある生徒、健康の優れた生徒、学力の優れた生徒になりましょう」という三つの教育方針が揚げられていた。
 先生からは「人間が最も人間らしいのは気品があること、気品を一番目に揚げている」と聞いた。当時、そんな学校に通えることを誇らしく感じた。
 以来、気品の2文字が頭から離れず、行動する際の規範になっていた気がする。気高い心を持つ日本人を育てるためにも、小学校や中学校は、気品すなわち品格を身につけることを最優先にした校風を育て、児童・生徒を導いてほしい。  

讀賣新聞 2010年3月7日 掲載