補綴構造設計士・歯科技工士川島 哲の世界
PSD (PSD)伝達事項 川島セミナー会場 著書紹介 セミナー 執筆記事 気になるニュース トピック ホーム

たっちゃんの関係法規
  その49 「看護士と看護婦」  

内藤 達郎
(PSD)日本補綴構造設計士協会 相談役(法律)

前号で「診療できる看護師」について述べたが、読者から「看護士と看護婦」について その違いについて質問があった。看護婦の資格を持たず、補助的な業務に従事した男性を「看護士」と称していたが、 新しい法律ができて、現在は男女ともに「看護師」というようになった。

 看護師とは、医療、保健、福祉などの場において以下の事柄を行う医療従事者の呼称である。医師等が患者を診療する際の補助病気や障害を持つ人々の日常生活における援助疾病の予防や健康の維持増進を目的とした教育現代では、看護師の業務を行うためには、多くの国でその国が定めた看護専門学校や看護大学等の看護師養成課程における基礎看護教育を受けた上で国家試験等の資格試験に合格し、看護師免許を有している必要がある。日本国においては、2002年3月まで法律上、女性を看護婦、男性を看護士として区別していた

 日本において看護師は、法的には「厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦(褥婦(じょくふ)/出産後の女性)に対する療養上の世話、又は診療の補助を行うことを業とする者」と保健師助産師看護師法(略称「保助看法」第5条)に定められている。 また日本には准看護師の免許があり、法・制度的にみた看護師との違いとしては、准看護師は知事免許であり国家免許ではないこと、看護業務を医師、歯科医師または看護師の指示を受けて行なう(保助看法第6条)ことがあるが、それ以外の職務内容等については特に看護師との違いや規制は設けられていない。

 そのため准看護師が看護師とほぼ同様に看護業務を行っていながら、給与等に違いが生じているという実態が知られている。
 同法第31条において、医師、歯科医師、看護師・准看護師以外の者が看護を行うことが禁止(業務独占)されており、同法第42条の3では「看護師」や紛らわしい名称を用いることが禁止されている。また同法第42条の2では「正当な理由がなく、その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない。」と守秘義務が課せられている。

修理中の宮島大鳥居

内藤達郎撮影

Copyright UNIDENT Co.,Ltd. All rightss reserved