補綴構造設計士・歯科技工士川島 哲の世界
PSD (PSD)伝達事項 川島セミナー会場 著書紹介 セミナー 執筆記事 気になるニュース トピック ホーム

飛行可能な零戦 展示へ
1日から所沢で 当時のエンジン始動も


旧日本海軍の戦闘機「ゼロ戦」(零式艦上戦闘機)の特別展示が12月1日、所沢市並木の所沢航空発祥記念館で始まる。所有する米国の民間博物館が、「大空を席巻したゼロのように強く、美しく」と東日本大震災復興の願いを込め、17年ぶりの、”来日”に協力した。
 1940年(昭和15年)に旧海軍が採用し、約1万機生産されたゼロ戦は、優れた操縦性能と航続距離を誇った。所沢航空発祥記念館によると、国内に残るゼロ戦約10機は飛行できないが、米国にある3機は飛行可能だ。今回展示されるのは、飛行可能で、当時のエンジン「栄21型」(中島飛行機製)を搭載した唯一の機体だ。
 この機体は1944年6月、サイパン島で米軍に押収されたもので、その後、カリフォルニア州チノ市の「プレーンズ・オブ・フェイム航空博物館」が所有している。三菱重工業製で、1943年以降に量産されたタイプの「52型」で、「当時の原形をほぼとどめている」(記念館)という。78年には茨城県で「里帰り飛行」を行い、話題を集めた。
 所沢航空発祥記念館で27、28日に機体を組み立て(雨天順延)、12月1、2日と3月30、31日にはエンジンを始動する。4月1、2日は分解見学会を行う予定。分解見学会への参加は別途3000円が必要で、米国側の意向で全額が震災復興に寄付される。展示会場には足場を組み、操縦席を間近に見学できるようにする。
 記念館の白砂徹・事業課長は「栄21型の経年劣化から、日本でゼロ戦のエンジン音をとどろかせるのは、今回が最後になる可能性が高い。語り継がれる、日本の航空技術の結晶を見てもらえれば」と話す。

特別展示は来年3月31日まで。
入場券は大人1000円、65歳以上は500円、小・中学生200円。
問い合わせは記念館(04-2996-2225)へ

2012年11月27日 讀賣新聞 掲載
Copyright UNIDENT Co.,Ltd. All rightss reserved