補綴構造設計士・歯科技工士川島 哲の世界
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乱開発 危機感伝わる
メトロポリタン 美術館展−−−私の1点

千住 博さん(日本画家)

メトロポリタン美術館の大きな特長の一つは、19世紀のアメリカ美術の収集です。中でもニューヨークに拠点を置いていたハドソンリバー派のトマス・コールの作品にはとても惹かれます。
 作品が描かれた時は、まさに開拓時代。乱開発が行われ、自然の大地がみるみる失われていくことをコールらは悲しみ、大地に聖霊が宿っているかのごとくニューヨーク近郊の大自然を多数描きました。
 ここに描かれた手つかずの原生林の風景は、もはや存在しません。環境破壊、エコロジーに対するコールの危機感は時を超えて今に伝わり、必見の一作です。

「メトロポリタン美術館」は、東京都美術館(上野公園)で2013年1月4日まで開催中。

2012年11月27日 讀賣新聞 掲載
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